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2025年04月28日  17時39分
2・1・ドン!
CATEGORY : [日々]
ぎゃー、カウントダウンしていたはずが空いてしまいました。
うっかり『サマーウォーズ』に魂持ってかれていました。
危うく真理君に会うところでした。危ない危ない。
カウントダウン完成絵、ちょっと過程吹っ飛ばして載せます。

kemono.jpg

今回青い鳥版を必死に見つめながら描いていたのですが、
(分からない部分はアニメ版を無理くりこね回しました)
見れば見るほどキャラデザが好きになります。
で、やっと先ほど完結編読み終わり、
改めてやはりこのキャラクター造形が好きだな、と思いました。
特にイアル。
失礼かもしれませんが地味目な顔が
彼の朴訥とした性格を現しているような気がしてとても好きです。
クールじゃないんだ、感情表現が不器用なだけなんだ。

で、ちょっと『獣の奏者』の話は一旦置いといて。
今日(もう日付変わっていますが)は初めて夏コミに行ってきました。
日差しは強かったのですが結構湿気が少なくてそんなに辛くは無かったです。
飲み物も結局ペットボトル2本持ってたのですがあまり飲まなかったし。
あ、でも吸うゼリーを持っていたのですが、あれは美味しかったです。
お腹もちょっと膨れるし喉も潤うしで結構よかった。
来年も夏行けそうだったら何個か持って行こうと思います。
オールジャンルは今のところ夏と冬しか行かないので、
今回はFEももちろんなんですが、色々なジャンルのが買えてよかったです。
『聖☆おにいさん』とか、念願だった『ソウルイーター』とか。
まだ全部読みきれてないので何日かかけて読みます。
楽しみです、ふふふ~。
でもやっぱりFEが一番多かったので、あー好きなんだなーと再確認しました。
今回友人と一緒に東から入って、FEは西だったのでまず西へ行ったのですが、
東に戻れなくなったのが一番辛かったです。
や、東にもいくつか行きたいサークルさんやジャンルがあったので、ちゃんと帰ったけど。
あーでも目当てはFEなんだー、やぱり一番に行きたいんだー。
次はそうならないように作戦練っていこうと思います。

で、また『獣の奏者』に話を戻して。
完結編まで読んで色々と思うところがあったのでまとめてみます。
いや、今結構ぐるぐるしているのでおそらくとりとめなくなると思うのですが。
多聞にネタバレだと思うので隠します。
そして長いです。


読み終わってまず胸がいっぱいで涙が出てきました。
何というか感動はもちろんしていたのですが感動の涙とはちょっと違って、
それよりもこう胸から競り上がるものがあって、
それに押されて涙が零れるという感じでした。
決して完全なるハッピーエンドとは言い難いものでしたが、
胸にぐぐぐっと言葉にできないようなくるものがあって、
上手く言えませんが本当にこの話しを好きでよかった、というのが素直な感想です。

取り敢えず、まあ、うち同人サイトなので私的萌えポインツを(笑)。

上橋先生の書く家族が大好きだーーー!

とにかく言いたかったことです(笑)。
エリンんちもセィミヤのとこも家族単位で好きです。

エリンんちからいくとジェシ可愛いなあ、もう、という感じです。
エリンもいいお母さんになって感無量でした。
で、予想以上によかったのが旦那であり父親であるイアル。
こんな愛妻家で子供にも優しくて手先が器用なんて反則だよ、ぐはー。
「エリン」「あなた」呼びにもいちいち萌えました。
お互いがお互いを想い合っていて、
それがちゃんと伝わっている描写が本当に素敵でした。
だからもっと3人で暮らせる穏やかな時が長ければよかったのに、
と余計に切なくなりました。でも好き。

次にセィミヤのとこ。
セィミヤも何だかんだでシュナンとパートナーとして上手くいっているのが良い感じでした。
こちらは想い合っているけど若干それがお互いに違うように伝わっているような気がします。
でもセィミヤが真王としての自覚を取り戻す過程で吹っ切れてそうなのでいいのか。
シュナンがセィミヤの頬に口付けをしつつ、彼女しか聞こえない声で囁くところがツボりました。
何だ、このラブい夫婦。子供の前でいちゃつきやがって。
昔のシュナンだとセィミヤを神聖視しすぎて手も握れなさそうだな、と思っていたものですが。
ところでシュナンはやっぱり親父様みたいに髭生やしているのかどうかがとても気になります。

あとは新しい登場人物としてはシュナンの妹のオキが好きです。
自分の使えるものは全て大切な物を守るために使う潔い生き方が非常にかっこよかったです。
個人的にですが多感な頃にシュナンとセィミヤの2人を見て、
生き方を決めたとかだったらぐっときます。
ロランには可愛そうだけど、でもきっとそんなオキだからロランは惹かれたんだろうな。

次に読んで考えてしまった話し。
自分の話ばっかなので苦手な方は飛ばしてください。

私大学は一応歴史関係の学部を卒業しているのですが、
卒業してからはかなりそちら方面からは離れていたんですね。
でも今回読んでもう一度自分の歴史観というものを考えるきっかけになりました。
『獣の奏者』を読んで上橋先生の歴史観に触れた気がして、
非常にそういった点でも興味深い作品でした。
これは『守り人』の完結の時にも少し感じたことなんですが。
ただ違うのは『守り人』が正史的な位置付け(為政者がいて他の国とはどういう関係で~という感じ)で、
『獣』は人物伝的な扱いに近いかな、という感想を持ちました。
(私が専攻していたのは中国史だったのであくまでもそれが基準です)
普通に主人公の立場の違いというのもあると思います。

ひとつの国の中でも色んな思惑があって、
やっている行動というのも方向性はあってもひとつではなくて、
でも歴史には流れというのはどうしてもあって、
それを動かしていくのはその時代を生きている人間なんだなあ、
と当たり前のことなんですが改めて思い知らされました。
そしてそれはその人の立場や環境になどによって、
全く違う見え方があるんですよね。
自分はそれが好きで歴史を勉強していたのに、
恥ずかしながらもうずっとそれを忘れてしまっていたのです。
何というか自分の原点に帰ってこられた気がします。
頭ガツーンと殴られた感じです。
ああ、何言いたいのか分からなくなってきた。
えーとえーと『獣の奏者』は感情的にも理論的にも実り多い本でした!(え、そこ?)
物語の内容についても語りたいことはあるのですが、
今はこれだけをまとめるのが精一杯なのでこれにて終了にします。
あとは作品にぶつけられたらいいな。
長文失礼しました。

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2009年08月16日  02時42分
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